「うちでのこづち」なるものが、本当にあるならば、
一降りぐらいしてみたいもんやけど、
そうそう、そこらに転がってるもんでもない。
あさとです。
今日は、姉ちゃんとオカンと一緒にアカチャンホンポへ。
もちろん、オレのモノを買いに行ったんじゃなくて、
甥っ子への三輪車を買いに行ってきました。
最初は、姉ちゃんとオカンだけで行く予定やってんけど、
この2人、どっちも優柔不断というか、パシっと決められへんから、
オレも一緒に行って、「はい、これっ!」と言う役を仰せつかって、侍り候。
自分がどんな三輪車を乗ってたかなんて、ま〜ったく覚えてないけど、
ひとつ言えることは、今日買った三輪車よりもスペックは低かったはず。
最近の三輪車はすごいねぇ。
昔もあったのかもしらんが、本体後部ににょきっと伸びた押し棒が付いてて、
後ろからオトナが押したりできて、しかもハンドリングもできる。
それから、後部に限っていうと2リットルのペットボトルが4本入るカゴが付いてる。
もちろん、三輪車に乗るジャリボーイ&ガールが楽しめるように、
コックピットはとってもにぎやかに作られてて、
車のエンジンスターターよろしく、鍵様な代物がついてて、
こう、くいっと回したりできるわけ。
いやいや、そんなもん序の口で、
やれ、このボタンを押したら何か音がして、
やれ、あのボタンを押したら何か光ったり。
そら、乗ってる子どもは楽しいわ。うん。
しかも、コックピットにはサイドミラー(と思しきモノ)まで付いてるから、さぁ大変。
そんな三輪車で右左折する時には、
毎度、「巻き込み注意っ!」とかって、ミラーと目視を徹底させなあきませんわなぁ。
しかも、勝手に子どもがどっかに言ってしまわんように、
後輪をロックする機能やら、
三輪車は前輪駆動なわけやから、ペダルは前輪に付いてるんやけど、
そのペダルに足が絡まらんように、ペダルのロックやら。。。
三輪車一台には、それはそれはたくさんのオトナからの「愛」が溢れかえってるわけですな。
しかも、オレの自転車より高いってゆう、この何とも言えんもどかしさ。
胸に染みいります。
が、そんな三輪車を買ってもらった甥っ子の反応を聞けば、
最低限、三輪車然であればいいという「邪念」は消えてしまう。
そもそも、甥っ子の家の向かいのお家に、それはそれは小洒落た三輪車があって、
機会があれば、その三輪車を借りて楽しそうに遊んでたらしいんやけど、
いうても、他人様のモノ。
いつでも好き勝手に乗り回せるもんじゃない。
ならば、オカン、もとい、おばぁちゃんが買って進ぜよう、と。
甥っ子のアタマの中じゃ、三輪車といえばご近所さんのモノ。
自由気ままに乗り回せるもんじゃないからこそ、
魅力たっぷりな遊園地ライドそのもの。
そんなキラキラしたモノ(オレから言わせればきっとアウディのクーペぐらいかしら)を、
ー はい、どうぞ☆
ってオカンからもらった日には、
ー えっ?いいの?
ー ボクのん??
ー 乗ってもいいの????
ー やったぁ〜〜〜〜☆☆☆!!!!!
ってなぐあい。
まだ自分の足でこげる齢ではないけども、
自分の足で、どこへでも行ける楽しさを贈れたのなら、
オカンも本意でしょう。
んでもって、どこへでも行けるのは、
自分の足だけじゃなくて、いろんな人がいるからこそやってことを伝えられたら、
って思うのは、オトナの傲慢でしょうな。
アンタが乗って、楽しそうに笑ってくれりゃ、そんんでえぇ。
2012年5月24日木曜日
三輪車な日
22:53
あさと
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