適切にあきれる

予想外（常識外れ）の事態に出会って、
対処の方法や対応すべき言葉を失う。

あさとです。

愛用の国語辞典、
三省堂の新明解（第５版）では、
「あきれる」が、こんな風に定義されてるけども、

さてさて、
「適切に」あきれるとは、
どんな状態でしょう。

世間様では、
インフル第２波が来るやら、
来やんやらで、
実は、マスクの特需が、
またもや忍び寄る気配。。。

これを瞬時に察知したウチの上司は、
知り合いの某製パン会社の人に電話して、
何とか、マスクの販売元を求める。

今年の６月ごろやったかしら？
かのマーガレット・チャンが、
遍くメディアを通して、
「ふぇ～ず ふぁ～いぶ
ちゅ～　ふぇ～ずし～っくす」
と仰せになられたのも、記憶に新しい、あのころに、
実は、ウチの職場でも、ご多聞にもれず、
マスクを買占めに奔走したわけやけど、

時既に遅し、で。
巷では、４桁もするようなマスクが出回るとかという始末。

で、上司が思いついたのが、
この某製パン会社のコネクションやってんけど、
運良く、某製パン会社から売り手を紹介してもらい、
何とか、マスクを手に入れられ、事なきを得た。

のは、いいねんけど・・・



ウチの職場の、
自由奔放というか、
他人に、自分の行動を干渉されたくありません！！
という風潮のせいか、


いつ使うねん！！！



みたいなノリで、
結局、送られてきた段ボールそのまま、
開封もされずに、そのまま放置されてて、


金のムダ・・・



みたいな雰囲気があってんけど、



この間の、
じんわりと忍び寄ってくるインフルの魔の手に、
ようやく、段ボールを開けて、
一人一箱、配給されたのは、
つい先週のこと。

そら、一人一箱も配れば、
２０００枚もすぐ底をつくって話で、
第２弾を買おうってことに。

で、最初の話題に戻るんやけど、

え～っと、この期に及んで、
５０枚から入ってる箱を配っておいて、
何で、また４０００枚もマスクを買う必要があるんでしょうか？

ここで、
「適切にあきれる」を実践！！！


さぁ～、どうする。



これ、アンビバレントな表現ではなく、
ホント、単に、「あきれる」ということを、
相手に示すことを意味していて、
それ以上でも以下でもないんやけど、
実際、やってみると、
意外と難しい。。。



「へぇ～、４０００枚も買ったんですかぁ」


って、言ってみても、
常々の心構えのせいか、
どこか、「嫌味」が込められてしまう。

修行が足らんのか、オレ。。。


くれぐれも、
みなさま、ご自愛くださいましまし。