送迎はジャガーで☆

深読みのし過ぎは、
体に毒です。

あさとです。


楽しそうに、スタッフと打ち合わせをしている、
うら若き男女。

日付と二人のイニシャルの入ったプレートが添えてあるブーケ。

「しあわせのおすそわけ」と銘打って、
棚いっぱいに並べられた粗品。

手の込んだフレームに、
満面の笑みで写る二人。

人の幸せを妬むような、
そんな気は更々ないんやけど、

部屋中に漂う空気を、
なぜか疎ましく感じてしまう。

今日は、姉ちゃんの結婚式の式場での打ち合わせに、
なぜか同行するはめに。

まぁ、自分のために、
式場で打ち合わせなんてことは、
きっとないから、いい機会でしょう。
ぐらいに思ってたんやけど、
なんか、居心地が悪い。


「アンチオカマ」な声が、部屋中に溢れてて、

というより、
そこには、オンナ×オトコのカップリングしか描かれてなくて、

単に、それだけで、
こんなにもてはやされて、

片や、オトコ×オトコのカップリングは、
部屋中からかき消されてて、

オカマなオレが、ここにいるのは、
場違いでしょうか？？

ぐらいの気分。


あ、妬んでるのか、オレ？？


いやいや、こんなにも疎外感を感じるものかと、
びっくりとしたわけですな。

う～む。


まぁさ、結婚式に出されるメニューの試食会をやってて、

「よければ、お召し上がりください～」って、
スタッフに言われて、

打ち合わせをしてる姉ちゃんを放ったらかして、

皿一杯にケーキを並べて、
食らい尽くしたったから、
満足なんですけど☆